次から次に
12月下旬、叔母の連れ合いが他界しました。子どもがいないし喪主の経験もないので、万一の時は頼むと叔母から依頼されてはいましたが、突然やってきたXデイ。通夜や葬儀の準備などになんとか対応し、ほっと胸をなでおろしたのもつかのま、葬儀のちょうど一週間後に、今度は心臓に疾患をもつ叔母が救急車で運ばれてしまいました。幸い10日ほどの入院で手術することもなく退院することができました。入院中はさまざまな用事を仰せつかり、年末年始、なにがなんだか自分でもわからないうちに年を越していました。
はあ、やっと正月気分に浸ることができると安堵したのもつかの間、正月2日早朝4時、こんどは母親が椅子に座り損ねて転倒。近くの救急病院に連れて行くと、左手首骨折ということで入院、手術となりました。
やれやれ、もうアク抜け完了だろうなと、高校時代のクラブのOB会に出席しバカ笑いしていると、お開き前、私より10歳近く年長の先輩が突然倒れてしまいました。倒れた瞬間を目撃してはいませんでしたが、高齢、嘔吐に加えて頭を打ったかもしれないとのことで、救急車を呼び私も乗り込みました。救急病院の待合所で待っていると、若い医師が私のもとにやってきて、脳から少し出血しており手術が必要です、と言います。血の気が失せ、ご家族に私から連絡しましょうかと言うと、ご家族はいないそうですが恋人の方がこちらに向かっています、と。70歳オーバーで恋人?この実直そうな人が?私の頭の中で「?」がグルグルまわる中、ご本人が看護師に付き添われて検査室から歩いて出てきました。若い医師が先輩より前に検査室に入った人と間違えていたそうでした。迷走神経反射による一過性低血圧、失神。先輩とは天王寺まで一緒に電車で帰りました。
それから4日後、ピンチヒッターで大学の本部新年会に参加しました。終盤、肩を組んで逍遥歌など斉唱していると、一人の中年男性がふらつき倒れかけます。ほいきた、例の迷走ナントカというやつね。さっと駆け寄り、頭部の打撲を阻止し、その場に座らせました。大丈夫、一時的に血圧が下がっただけですよ~、ちょっと横になりましょか、とさっそく知ったかぶり全開。とにかくセーフ。はぁ~、よかった。
得体のしれない何ものかに翻弄され緊張感でいっぱいのひと月でしたが、甥、息子、後輩、よく知らない人。ひとの世話になる方がよほど心苦しいに違いありません。僭越ながら、ひとのお世話をできるってありがたいことなんだろうなぁと思っています。

