立つ鳥跡を濁さず
つい先日訪ねた某企業の20代の担当者の方が、もうすぐうちにも新人が入ってきます、と言います。さらに、最近の若い人の考えることはさっぱりわからない、と。
おそらくその方もZ世代と呼ばれる世代であり、大差はないはずなのですが。きっとその方も、数年前は上司の方から同じように言われていたんだろうなと、ほほ笑ましく思いました。
かれこれ40年ほど前、私が社会人1、2年生の頃には、世の大人たちからは新人類世代などと呼ばれ、また、評論家からは使い捨てカイロと呼ばれたりしました。そのココロは、自分から熱くならないが揉んでやると熱くなる、とか。ほっといてくれと思いつつも、でも当たってるかも、と思ったものでした。
4,000年前古代エジプトの文献には「最近の若い者は」と書かれていたと言います。
いつの時代も大人にとって若者は理解不能の‟宇宙人″なんでしょうね。
私はといえば、名古屋勤務で退職前の最後の日には、行先と帰社予定時間を書く黒板に、「大阪 NR(ノー・リターン)」と書いたりしました。その後皿洗いをしていたオーストラリアのホテルを去る時には紙ナプキンで折り鶴を折って棚の上にそっと置いてきたりしたものでした。いずれも特に“爪痕を残す”という意識はありませんでしたが、それは当時の「今どきの若い者ン」の行動だったのかもしれません。(同年代の方々、どうでしょう?)
新人類と揶揄されながらも、いつの間にか立派な企業戦士となった我々世代も定年退職を迎えつつあります。社会人デビューを迎えるZ世代と呼ばれる世代の方々も、やがて我々とほぼ同年代のあの方のように、働いて働いて働いて働いて働いて、まいります!
・・・なんていう日が来るのでは、と思っているのですが、さて。

